感染性胃腸炎に注意してください【保健予防課】
1月後半より滋賀県で感染性胃腸炎の報告が増加しています。大津市内でも、保育施設で感染性胃腸炎集団発生の報告が増加しており、注意が必要です。
感染性胃腸炎とは
主な症状は、嘔吐、下痢、食欲不振、腹痛、発熱、頭痛などです。
ノロウイルスやロタウイルス、サポウイルスなど原因となるウイルスは複数あります。
ウイルスで汚染された食品を食べたり、患者の嘔吐物や糞便を触り手指についたウイルスが口の中に入ることで感染します。
乳幼児や高齢者では、脱水や嘔吐物を吸い込むことによる窒息、肺炎などを起こして重症化することがあるため、特に注意が必要です。
予防方法
・食事の前は石鹸と流水でていねいに手洗いをしましょう。
・アルコール消毒は効果がありません。嘔吐物や糞便で汚染した場所は、0.1%次亜塩素酸ナトリウム消毒液で消毒しましょう。処理をする時には、換気をし、使い捨ての手袋やマスクを着用し、ふき取りに使用した布やペーパーはすぐにビニール袋に入れ、きちんと縛り、燃えるゴミとして処分しましょう。
・食品は中心温度85〜90℃で90秒以上しっかり加熱しましょう。